ドレスデンの名物、クリスマスケーキのシュトレン

ドイツ3大クリスマスマーケットが開催されるのは、ドレスデン、シュトットガルト、ニュルンベルクの3都市です。このようにドレスデンはクリスマスマーケットで有名ですが、もう一つクリスマスに関連した有名なものがあります。それはドイツでクリスマスの時期に食べられるケーキ「シュトレン」です。実はドレスデンはシュトレン発祥の地と呼ばれているのです。

クリスマスの時期に開催されるシュトレン祭り

シュトレンと言えばドレスデンと言われるほど、ドレスデンとシュトレンは繋がりがありますが、ドレスデンは毎年第二アドベント前の土曜日にシュトレン祭（Stollenfest）が開催されるのです。そこでは用意された巨大なシュトレンが街を練り歩き、最後にクリスマスマーケットで切り分けられて、来場者に販売されることになるのです。

シュトレン祭（Stollenfest）公式ホームページ

https://www.dresdnerstollen.com/de/dresdner-christstollen

2020年のシュトレン祭は開催中止が決定

2020年は問題が無ければ、12月5日にシュトレン祭を開催する予定でした。ご存知の通り2020年はコロナウイルス流行のため、多くのイベントが中止になっています。そして残念なことに、シュトレン祭は他のイベント同様、開催中止が決定しています。ただし2020年10月1日の中部ドイツ放送の記事によれば、シュトレン祭の代わりに小規模なイベントを12月5日開催することを検討しているそうです。

中部ドイツ放送（Mitteldeutscher Rundfunk)2020年の10月1日の記事

https://www.mdr.de/sachsen/dresden/dresden-radebeul/corona-stollenfest-dresden-absage-100.html