（2020年10月9日）再びベルリンとブランデンブルク州でストライキの予定
ベルリンとブランデンブルク州の公共交通機関でストライキ
先月末に労働組合「ver.di」により、ベルリンとブランデンブルク州で半日間のストライキが行なわれました。同組合はドイツ全土でのストライキを予定しており、10月上旬からはヘッセン州やバイエルン州などで交通機関の運行停止を予告しています。そんな中で、「ver.di」はベルリンとブランデンブルク州で再び交通機関のストライキを行うようです。
労働組合「ver.di」のベルリンとブランデンブルク州でのストライキについてのプレスリリース
ベルリンのストライキは10月9日の24時間
前回は半日間のストライキでしたが、今回は24時間のストライキが予定されています。始まるのは10月9日の朝3時。終了するのは10月10日の朝3時となっています。ストライキが行なわれるのは、組合員が務めるベルリン市交通局BVGが運営する交通機関です。それは、地下鉄、路面電車、バスです。なおSバーンやドイツ鉄道の列車は運営会社が異なるため運行を行います。
ベルリン市交通局のホームページのトップにストライキの詳細を表示
ブランデンブルク州のストライキは10月9日の始発からお昼の12時まで
ブランデンブルク州では、10月9日の始発から、12時までの半日間のストライキが行なわれます。ストライキとなるのは、ポツダムなどで交通機関を運営する会社の運行です。ストライキで運行が停止するのは、ViP Verkehrsbetriebe Potsdam GmbH、 Regiobus Potsdam Mittelmark GmbH、Havelbus Verkehrsgesellschaft mbH、die Verkehrsbetriebe Brandenburg an der Havel GmbHとなります。
ベルリンやブランデンブルク州以外のストライキの予定
なお、労働組合「ver.di」は今週ドイツ各地で交通機関のストライキを予定しています。10月7日水曜日にストライキが予定されているのは、ブレーメンとニーダーザクセン州。10月8日木曜日にはノルトライン＝ヴェストファーレン州とバーデン＝ヴュルテンベルク州。そして10月9日金曜日はバイエルン州です。交渉がまとまるまで、ドイツの公共交通機関の運行が乱れますので、ご注意ください。