(ベルリンのクリスマスマーケット)鮮やかなライトアップが印象的なシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

シャルロッテンブルク宮殿前のクリスマスマーケットは、2020年11月2日の発表で、2020年の開催中止が決定しました。詳細は下記の記事で紹介しています。

(ベルリンのクリスマスマーケット)シャルロッテンブルク宮殿前のクリスマスマーケットは2020年の開催は中止に

 

ドイツの冬の風物詩と言えば、クリスマスマーケットです。それはドイツの厳しい冬を楽しいものにしてくれます。というのもドイツの冬は寒いだけでなく、日照時間が短くなります。それだけでなく曇り空が続き、重苦しさを感じさせるのです。ですが、クリスマスマーケットは、そんな重苦しい冬を明るいものに変えてくれるでしょう。そこで今回紹介したいのは、イルミネーションが美しいシャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケットです。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

シャルロッテンブルク宮殿

シャルロッテンブルク宮殿が位置するのはベルリンの西エリアの中心部。17世紀に建てられた建物は当時栄華を誇った王族の暮らしを象徴するように、豪華で艶やかなものです。広大な建物だけでなく、建物の背後には森のような庭園が広がり、散歩や自然を楽しめる素晴らしい場所となっています。そのためクリスマスマーケットだけでなく、庭園や宮殿も楽しむために、併せて訪れる楽しめるでしょう。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

美しくライトアップされるシャルロッテンブルク宮殿

シャルロッテンブルク宮殿の前には広場が広がり、様々なイベントが開催されます。クリスマスマーケットもその一つです。クリスマスマーケットは広場で開催されるのですが、その背後に建つ宮殿は、マーケットを盛り上げるように様々な色でライトアップされるのです。赤色、水色、そして緑色とゆっくりと宮殿を照らすライトは色を変えて、クリスマスマーケットに華やかさを添えます。このような美しいライトアップは、それを見るだけでも訪れる価値があるでしょう。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

寒さを気にせず楽しむこともできるクリスマスマーケット

美しくライトアップされた宮殿が花を添えるクリスマスマーケットですが、マーケットの内容も他のところにはないような質の高いものになっています。例えば、屋根や壁のある場所で落ち着いて食事ができるレストラン。そして同様に、クリスマス飾りやお土産を売るショップも屋根や壁のある建物になっているところもあります。クリスマスマーケットは屋外であるため、屋外に長く留まるのは寒さが気になります。ですが、こちらのマーケットでは屋内にあるものが多く、寒さを気にせずに楽しむこともできるのです。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

体験を楽しめるクリスマスマーケット

昨年2019年に訪れた際には、テントの中で小規模なコンサートが開かれていました。決して多くのイベントが開催されるわけではありませんが、小規模なコンサートが開催されたり、クリスマスのエンジェルと呼ばれる白い衣装を纏った女性が会場内に現れ、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれるようです。クリスマスマーケットでは、買い物や食事だけでなく、何か体験することも重要な要素です。こちらでは、そんな体験を楽しむことができるでしょう。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

2020年のクリスマスマーケットの開催で気をつけたいこと

2020年のクリスマスマーケットは、他の記事でも書いたようにコロナウイルス対策の下で開催されることになります。そのため入場者の制限、対人距離の確保、そしてマスクの着用義務などがあります。いずれにせよ、例年とは異なる形となることは確かなので、訪れる際には気をつけてください。またウイルス感染者の増加次第では、クリスマスマーケットの開催内容の変更や開催そのものにも変更があるかもしれません。そのため開催については常に情報を確認することをお勧めします。

シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット / Weihnachtsmarkt Schloss Charlottenburg

開催期間:2020年11月23日〜12月26日(12月24日休業)  2020年は開催中止

営業時間:14時〜22時/月〜木、12時〜22時/金〜日(12月25日と12月26日は12時〜20時)

住所:Spandauer Damm 20-24, 14059 Berlin

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