2020年11月2日からドイツではコロナウイルス対策で厳しい措置が取られています。それだけでなくベルリン州も独自の措置を取っており、定められた制限のなかには、11月2日から11月30日までの間、クリスマスマーケットは開催できないことも含まれています。こうした厳しい措置が取られているなかで、重要なクリスマスマーケットが2020年の開催を中止することを決定しました。中止を決定したのは、シャルロッテンブルク宮殿前で開催されるクリスマスマーケットです。

シャルロッテンブルク宮殿前で開催されるクリスマスマーケットは開催中止を決定

2020年11月2日の報道で、シャルロッテンブルク宮殿前で開催されるクリスマスマーケットは2020年の開催を行なわないと報じています。ベルリンでは様々なクリスマスマーケットが開催されますが、多くの来場者が訪れる重要なクリスマスマーケットの中止は、ジャンダルマンマルクトのクリスマスマーケットに続いて2件目となります。ベルリンでは11月中はクリスマスマーケットの開催が防疫措置で行えないため、今後他のクリスマスマーケットにも大きな影響を与えることになるでしょう。

シャルロッテンブルク宮殿前で開催されるクリスマスマーケットは、ベルリンで人気のあるクリスマスマーケットの一つです。シャルロッテンブルク宮殿が美しくライトアップされ、マーケットに彩りを添えます。また一部のお店やレストランは仮設の建物になっており、屋根や窓があるため、寒さを気にすることなく食事やショッピングを楽しめるようになっています。宮殿の前で開催されるように、他のマーケットとは違う落ち着いたものなっており、ドイツでクリスマスマーケットを訪れるのでれあれば、ぜひ訪問してほしいマーケットの一つです。来年は例年通り開催されることを願っています。