2021年もサマータイムは継続。ドイツでは2021年10月31日に冬時間がスタート

ヨーロッパでのサマータイムについて、その廃止が長い間議論されてきました。また2021年を最後にサマータイムが廃止が決定されたという報道もありました。もし廃止となれば、時計の針は夏も冬も同じままとなります。ですが、例年通り2021年の冬も時計の針を戻すことになります。

 

2021年の冬時間は10月31日の3時からスタート

2021年のドイツではサマータイムの終わりは10月31日の3時となります。3時に時計の針を1時間戻して2時となります。サマータイム期間では日本とドイツでは時差が7時間あり、日本がドイツに7時間先行する形となっています。そのため10月31日の早朝から時差が8時間に変わることになります。サマータイムの廃止が報道されていたため、2021年は時差が変わらないと考えていた人も多いでしょう。ですが、今年もサマータイムによって時差が変わるため気を付けてください。

 

2022年のサマータイムは3月27日の2時にスタート

ドイツの新聞(morgenpost)を確認したところ、2022年のサマータイムの開始日も掲載されていました。こちらは決定事項となっているため、少なくとも2022年も夏まではサマータイムが継続されるようです。なおサマータイムは2022年3月27日の2時が3時へと時計の針が1時間進むことになるため、3月27日早朝に日本とドイツは8時間から7時間へと縮まります。

 

ドイツ(EU)でのサマータイム廃止時期は未定

上記の新聞には、サマータイム廃止が進められているが、その開始時期は未定と書かれていました。また2022年のサマータイムが実行されることも決まっています。そのため少なくとも2022年の夏までは例年通り、時計の針を夏と冬で変えることになります。なおサマータイムの廃止については、時期が決定されれば報道されることになるため、今後の報道を確認していくことをお勧めします。

 

2022年のサマータイムについてはこちらの記事で紹介しています。