ドレスデンのクリスマスマーケットは2020年の開催を中止に
ドイツでは10月に入ってからコロナ・ウイルス感染者の数が増加しており、11月からはウイルス対策が非常に厳しくなり、美術館や博物館の臨時休館、人が集まるイベントの中止など様々な規制が設けられています。その中には11月中のクリスマスマーケットの開催中止も含まれています(これらの規制は12月も継続して行われるようです)。こうした規制のため、多くのクリスマスマーケットが2020年の開催中止を発表しています。そのなかに世界最古のクリスマスマーケットで、ドイツ3大クリスマーケットの一つであるドレスデンのクリスマスマーケットも含まれています。
2020年のシュトリーツェルマルクトの開催は中止に
2020年11月20日に発表があり、2020年のドレスデンの街の中心部で開催されるクリスマスマーケット「シュトリーツェルマルクト」の中止が決定されました。2020年は11月23日から12月24日まで開催されることが予定されていました。しかし、11月に施行されたコロナ・ウイルス対策の規制が緩和される見込みがないため、2020年の開催は中止されることになったようです。
ドイツ3大クリスマスマーケットは2020年の開催は全て中止に
ドレスデンのクリスマスマーケットは世界最古のクリスマスマーケットと考えられており、今年開催することができれば、586回目の開催となる予定でした。このようなドレスデンのクリスマスマーケットと共に、その規模や歴史で有名なクリスマスマーケットがあります。それはニュルンベルクのクリスマスマーケット、そしてシュトゥットガルトのクリスマスマーケットです。これらのクリスマスマーケットは、ドイツ3大クリスマスマーケットと呼ばれています。2020年はドイツ3大クリスマスマーケットも例に漏れず、ドイツの大多数のクリスマスマーケットは開催中止となっています。
2021年の開催スケジュール
ドレスデンのクリスマスマーケット「シュトリーツェルマルクト」は、2020年は開催中止が決定しました。しかし、2021年の開催に向けて動き始めています。既に2021年のスケジュールも発表されています。2021年は11月25日から12月24日の開催が予定されています。来年は、ドイツの長く厳しい冬を楽しめるように、ドレスデンのクリスマスマーケットが開催されることを願っています。
ドレスデンのクリスマスマーケット「シュトリーツェルマルクト」ホームページ
https://striezelmarkt.dresden.de/de/
残念ながら、2021年の開催も中止となりました。